自転車・ロードバイクで47都道府県制覇 28/47 青森県
28都道府県目のロードバイクでの訪問は、青森県です。日本最長ライドコースもある下北半島ロングライドに参加してきました。
青森県のサイクリングコース
コースは下北ぐるりんライド215コースです。さすがに最長コースの310kmを14時間完走は、現在の自分には完走する自信がありません。。215kmコースも途中に山を越える獲得標高2000m越えのため、余裕というわけではありません。
青森県サイクリングのレポート
今年は梅雨が長く、当日も残念ながら雨予報でした。大会一週間前は朝から降りそうな予定でしたが、当日の予報は午後から降水量1mm未満程度。なんとかなるでしょうか
スタート前には、EXILEのATSUSHIさんのそっくりさん?のFUMIYAさんがEXILE曲やオリジナル曲を歌ってくれました。DJは本日の司会者。早朝だったので、なんとも言えないテンションで皆で手拍子。。
参加者は天気のせいでしょうか?全コースで500名募集でしたが、なんと大会一週間前まで申し込みを延長していたので、集まってないのだろうなと思いましたが、たしか100数十名とおっしゃっていたような。215コースと同じ時間スタートの170kmをあわせて50人くらいかなーというイメージ。
ひとつだけスタート地点で気になったのは、坂バカのロゴの付いた車。そして、テレビカメラ。そう、チャリダーの収録が来ていました。ですが、215kmスタートには、それらしい参加者はいらっしゃらず。おそらく310kmコースに誰か参加しているのかなと。日本最長ですしね。
15人ずつくらいでスタートしていきます。しばらくは町中の国道のため、車に追い越されつつ、めぼしい景色もなく30kmほど走りました。脇野沢に近づくと、海が見えてきます。途中チャリダーの車が撮影しながら追い抜いていきました。
さすが長距離ライドの参加者というべきでしょうか。結構なスピードのトレインに乗りました。あっという間に1.5時間で45km地点の第一エイド(つまり30km/hか、、)。道の駅 わきのさわ。
参加者も予想してないスピードであったのか、エイドは、まだ準備が完了してませんでした。ですが、下北半島ロングライドは、過剰な設置はしません。写真の折りたたみテーブルを開いて、すぐに営業開始。
休憩は最小限にして、上りに向かいます。気温はそこまで高くなかったので、順調に登ることができました。頂上にはドリンクステーションがあります。エイドのある場所は流汗台。真夏日だったら、本当にその名のとおりになりそうです。勾配は10%越えない程度の感触でしたが、215km走ることを考えると、結構削られてしまいました。
山はひとつで終わりというわけではありません。少し下って、また登ります。仏ヶ浦に着きました。エイドではないですが、トイレ休憩と、写真を一枚。
仏ヶ浦駐車場を超えるとしばらく下りです。下り終えたところにある、ぬいどう食堂が次のエイドです。うにいくら丼が、とても美味しかったです。ゼリーももらえたので、補給には困りませんでした。
補給を終え、北の大間に向けて走ります。海岸沿いの小刻みなアップダウンに足を削られますが、まだなんとかなりそうでした。この頃までは。。
願掛け岩を越えた頃からでしょうか。向かい風が吹き始めます。。。序盤の高速トレインが恋しくなるほど、ソロでの時間が続きます。そして、小刻みにアップダウンが足を削っていきます。さらに雨も降り始めました。。。
なんとか大間に着きましたが、この時点で走行距離が110km程度。まだ100kmあるのか、、、。
大間でのエイドは、やっぱりマグロ。量は少ないですが、とってもおいしいです。なぜツナサラダを添えたのかはよくわかりませんが、炭水化物は重要です。ドリンクにゼリーももらい、補給は万全です。風が強くてご飯を食べづらかったですが、久しぶりにイベント参加者とも会うことができてよかったです。
「向かい風きつかったですね〜。」「このあとは、追い風になるから大丈夫だよ」そんな会話もありました。。
しばらく写真はありません。雨が本格的に降ってきました。そして、向かい風!百歩譲って横風。20km/h出るか出ないかくらいで、しばらく走り続けます。制限時間に間に合うのか気にしながら、ひたすら漕ぎます。
斬新なコンビニエイドが迎えてくれます。エイド食はソフトクリーム。肌寒いけど、糖分補給!でもまだゴールは遠い。。。
下北ぐるりんライドは、下北半島をぐるりんします。次の目的地は尻屋崎。下北半島の右上の先っちょです。
ひたすら走ります。エイド以外では人に会うことがほぼありません。追い抜かれることもなければ、追い抜くこともありません。そして尻屋崎灯台への道は、またまた向かい風です。下っているのに25km/hも出ないなんて、辛すぎる。。。尻屋崎灯台が近くなってくると、反対車線を走るロードとすれ違いました。お互いなんとも言えない親近感から、簡単な挨拶をしてすれ違います。雨でびっちょびちょです。涼しくて脱水症状にならないのは、よかったですが、靴もグチョグチョで気持ち悪い。。
なんとかエイドまで到着しました。エイドは灯台の少し手前です。せっかくなので、灯台まで行きました。灯台に向かう道は、ゲートがあるのですが、ロード乗りを全く考慮していない構造だったので、歩行者ゲートを自転車を担いで乗り越えました。尻屋崎灯台までは2,3kmほどで近いので、ここまで来たなら立ち寄ることをおすすめします。
尻屋崎灯台だけは雨が降ってませんでした。
制限時間が気になるところではありましたが、尻屋崎灯台の制限時間は17時。16時過ぎに出発することができました。残りは30kmほど。なんとかなりそうです。唯一、尻屋崎灯台の帰り区間は追い風でした。登っていても30km/h超えで快走していきます。
反対車線にチャリダージャージの猪野学さんが走ってました。やはり300kmコースに参加していたんですね。
ゴールまで、また若干のアップダウンはありましたが、むつ市内に戻ってきました。宿泊していたホテルの前を通り過ぎたときは、そのままホテルにInしたかったですが、ゴールまでの距離がわかったので、安心してきました。市内は車も多いので、慎重に走りながらゴールに向かいます。
17:30頃にゴールできました。300コースの帰りをMCもチャリダーカメラも心待ちにしているようでした。ゴールのエイドはCoCo壱番屋のカレーです。冷えた体が温まります。
青森県サイクリングの総括
広大な下北半島は、景色もグルメも満喫できるコースです。晴れていたらもっと最高でしょう。距離が気になる場合は2日に分けて見るのもいいと思います。ほかに恐山という観光地があります。自転車でもいけないことはないと思いますが(300コースは恐山も経由)、結構な勾配です。
恐山の近くには、釜臥山があり、その展望台も景色がいいです。
すべてを自転車で巡るのもいいですし、車を併用して観光するのもいいと思います。
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