Favero Assioma DUO インプレ

Favero Assioma DUO インプレ

パワーメーターのFavero Assioma DUOのインプレです。1年利用しました。

Favero Assioma DUO is 何?

Favero Assioma DUOとはペダル型のパワーメータです。DUOの他にもUNOというタイプがありますが、違いは片足計測か両足計測かの違いです。DUOは両足計測であり、左右それぞれの正確なパワーが計測できます。そのため左右バランスを計測可能です。ペダルはLOOK KEO互換のものです。

シマノペダルに対応するDUO-Shiというペダル部分を除いた軸部分のみの商品もあります。

Favero Assioma DUO以前に使っていた4iiii

Favero Assioma DUOについて記載する前に、それまでに使っていたパワーメータに触れておきます。使用していたものは、4iiiiのPRECISION2です。現在販売されているものは1世代新しいPRECISION3です。

過去のインプレは以下です。

Favero Assioma DUOの良いところ

コスパ

両足計測でこの価格は破格だと思います。円安で最近は少し高いかもしれませんが、ほか製品も同様に値上がりしていると思いますので、相対的にはお得です。

ペダリング解析ができる

いままでは片足計測で、左右差や、ペダリングの入力点がわからなかったのですが、Favero Assioma DUOでは両足計測なため、解析され、Garmin上で確認することができます。ペダリングを意識することができるようになるので、上達したい人にとってはいいかもしれません。

充電式で、バッテリーが長持ち

充電式のバッテリーのため、電池を買っておく必要はありません。4iiiiはボタン電池CR2032でした。電池を切らしていると使用できなくなるのが課題でした。ただし、逆に言えば、買ってもなんとかなならず、専用の充電器と充電時間が必要になります。

バッテリーは公称50時間とのことですが、体感とそう変わりません。乗ってる時間が少ないかもしれませんが、頻繁な充電が必要というわけではありません。

他のバイクで利用可能

クランクタイプの場合、別のバイクに移設するのは、結構大変ですし、使用しているものによっては交換できません。ペダルタイプは普通のペダル交換の要領で交換可能です。バイクを乗り換える場合などに、そのままでいいのは、高価な商品であるので、重要かもしれません。

Favero Assioma DUOの悪いところ

ペダルがLOOK KEOタイプであること

いままで、シマノのペダルを使っていましたが、LOOK KEO互換ペダルになります。先ほど紹介した、シマノタイプのDUO-Shiというものもありますが、Qファクター(ペダルの左右幅のようなもの)が10mm以上広がってしまうのが気になりました。

私がLOOK KEOに慣れてないだけかもしれませんが、クリートが一番気になります。フロート角という固定時の左右方向の遊びの角度が、LOOK KEOでは0度の次が4.5度、そして9度です。シマノの黄色クリートでも4度のため、かなりゆるい印象です。今まではシマノの青クリート(1度フロート)を使用してたので、一旦、4.5度を使用していますが、ぐらつく感覚があります。次は0度クリートで試そうと思っていますが、完全固定は少しロングライド時などに気になります。

LOOKのクリートはかなり着脱の力が少なくて楽なのですが、まれに問題があります。個体差かもしれませんが、クリートに土などが詰まると、一気に外れにくくなり、立ちごけしそうになることが何回かありました。またシューズとの問題かもしれませんが、ボルトが緩みやすい気がしています。

充電器が専用品

充電器が専用品のことが問題です。心拍計その他など、いくつの充電器を持ち歩かないといけないのでしょうか、、。小型防水の統一規格を業界として定めてほしいです。充電器がないと充電できませんので、そのへんが減点です。

ペダル解析は頻繁には見ない

メリットに書いたペダル解析ですが、モチベーションに比例するので、そこまで見なくなるということもあります。そのため、片足計測でコスパを優先するのもありかもしれません。

その他

精度は計測する術がないので、わかりませんが、異常値を計測することもほぼなく、安定しているように思います。

気になる方はFavero Assioma DUOお試しください。

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