自転車・ロードバイクで47都道府県制覇 32/47 宮城県ツールド東北

32都道府県目は、宮城県です。日本最大級のサイクリングイベントのツールド東北に参加してきました。ツールド東北とは、東日本大震災の復興支援と震災の記憶を残していくことを目的にした自転車イベントです。

1. 宮城県のサイクリングコース
2. ツールド東北大会前日
3. 宮城県サイクリングのレポート
4. 宮城県サイクリングの総括

宮城県のサイクリングコース

参加してきたのは気仙沼フォンド210kmです。山はありませんが海岸線特有のアップダウンの繰り返しにより、獲得標高2000m超えのコースです。

ツールド東北大会前日

規模の大きなイベントだったので、前日受付から迫力がすごかったです。

前日は近隣のホテルが満室だったので、海街縁泊という民泊サイトで辛うじて押さえました。他グループと雑魚寝になりますが、施設の方が、震災時の話をしてください、TVでは伝わらない話を伺うことができました。

宮城県サイクリングのレポート

それでは当日のレポートです。気仙沼フォンドは210kmと長距離のため、5:30スタートです。

210kmとは言え、参加者は非常に多いので、コース中一人ぼっちになることはありません。また街の至るところでツールド東北の旗を振って応援してくれる方がいました。

第一エイドの女川駅です。まだまだ先は長い。。。

第二エイドの雄勝です。街の至るところにクレーンがあり、まだ復興途中であることがわかります。

神割崎エイドに着きました。南三陸かあちゃんむすびです。暑さもあり、ちょっと喉を通りづらいです。。。CCレモンで流し込みました。まだ余裕。

海岸近くを走るためか、アップダウンが何度もあります。地味に削られますが、うまく下りの勢いを利用して、脚を節約します。次は歌津エイドの南三陸ハマーレ歌津です。写真左の雁月がもっちもちで美味しいです。

お次は階上エイドの階上小学校です。児童達の応援メッセージで元気をもらいます。いちごシャーベットがひんやり美味しかったです。しかし、ゆっくり走っていたつもりはないのに、もうすぐ制限時間というアナウンス。。ペースをあげます。

コース最北端の気仙沼を超えます。ここでエイドがあるかと思っていたのですが、あれよあれよとUターンです。写真を撮りたかった。。。。そして、波路上・伝承館エイドです。被災した気仙沼向洋高校の旧校舎です。補給食はホタテの炊き込みご飯と磯のり味噌汁。

半分は超えたので、幾分余裕ができてきました。アップダウンは続きますが、走ってきたコースのため、不安はありません（下った道に対する恐怖は多少ありますが、、、）。次は蔵内エイドです。漁港がエイドになってます。補給食はかぼちゃまんじゅう。この頃はペプシが染み渡りました。気温は30度手前で暑いです。体にカブる水も提供されてました。

次は南三陸ホテル観洋エイドです。目当てのフカヒレスープがおいしい！ゴールが近づいてきました。残りはペースを保つのみ。

公式最後のエイドである。北上エイドです。ウニめかぶ丼が非常に美味しいです。めかぶの汁気のおかげで食べやすいです。ツールド東北のエイド食は美味しいのですが、全般的にガッツリ系が多いので、暑い中、長距離走った胃腸には、少し重いのが困りどころ。。

行きの神割崎エイドが、帰りも補給を提供してくれました。カレーが振る舞われていたのですが、さすがに食べられる状況ではなく、、、。ドリンクを補給して最後の道のりに。
最後は追い風に助けられ、平均30km/h後半で快速運転。最高に気持ちよかったです。

宮城県サイクリングの総括

ヤフー主催の日本最大級のイベントだけあり、非常に充実したイベントでした。また、地元の方と本当に一体になっていると感じました。200kmのコース中、多くの方がツールド東北の応援旗を振っていらっしゃいました。時間制限があるので、ゆっくりしていられませんでしたが、イベント前後も時間を確保して、現地で観光や、震災跡を見学するなどもいいと思います。まだ復興道半ばというのが伝わりました。きっと感じるものがあるイベントだと思います。

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