【メンテ】カンパ シャマルウルトラ ハブメンテナンス
カンパニョーロのシャマルウルトラ 2way fitが、数ヶ月前から、漕ぎ出しに力が抜けるようになってしまいました。最初はディレイラーの調整が甘くなってきたからだと自分に言い聞かせていたのですが、冷静に考えて、ホイールのフリー周辺がおかしいことに、物理的に考えると気づいてました。
ということで、wiggleで購入して約2000kmはノーメンテのシャマルのハブメンテナンスをしてみようと思います。この前、Zondaのメンテナンスをしたので、大体の要領はつかめています。
今回は後輪からです。関係ないですが、Shamalのハブ軸のカーボン柄が好きですw
まず、クイックリリースを外します。
次にスプロケを外します。スプロケはシマノ10sなので、専用器具を取り付け、スプロケ固定器具を使って外します。
10sなので、スペーサーを忘れないように。
それから、フリーを固定している金具を外します。5mmアーレンキーで押さえて、逆ネジを外します。固、、、、くないです。むしろ手だけでも外れる感じです。色々危険な感じが、、、。
中にリングが入っていますので、外します。
すると、簡単にフリーボディーが外れます。
Zondaの時と同様に5mmアーレンキーの正ネジで、外側の金具とワッシャーを外します。固、、、、くないです。。。。うーん、緩んだのか?元からなのか?
次に玉当たり調整パーツのネジを外します。
外れました。
割れ目の入ったワッシャーがあります。外しにくい場合はマイナスドライバーを使用します。玉当たりするパーツ類があるので外します。Zondaと同様です。
するとハブの軸が取れます。
うーん、汚いほうなのですかね???
防水のゴムシールを外します。とりにくい場合はマイナスドライバーで。
ベアリングを外します。
以上で、完了です。デグリーザーで綺麗にします。
取り出したパーツ達です。
肝心のフリーボディーです。んんん???
なんと、ラチェットのバネが真っ二つになっていました。外した時に折れたのではなくて、すでに折れていました。そりゃ、ラチェットの爪が立たない箇所もありますね。
気を取り直して、無事なパーツだけ、まず洗浄します。
折れたバネ(FH-RE114)についてはネット通販で購入します。購入したのはCS-MAVERICKというサイトです。通常5個セットの販売のようですが、1つずつ販売してくれます。5個もいらないかなと思って、3つ購入しました。
逆順で組み付けていきます。Zondaの時と同様のため、写真を全然撮りませんでした。。。
玉当たり調整をして、いよいよ実走です。
感想はというと、買った時よりラチェット音がするようになりました。もしかすると購入時点からおかしかったのかも。Zondaほどではないですが、自分はラチェット音が嫌いではない(どちらかというと好き)ので、よかったです。しっかりとラチェットの爪をつかんでいる感じがします。走り出し当初は前後輪で滑らかさが違ったような気がしますが、数km走ると、スムーズになりました。
走りが軽くなったのかというと、気付くほどではないですが、ラチェットが爪をつかむということが、ここまで安心な気持ちになれるとうのが、うれしいです。(これは当たり前の話ですが、、、)
やっぱり購入時点で、ショップか自分でちゃんとメンテすべきなんだなと思いました。
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