いまさらですがZwiftデビュー

いまさらですがZwiftデビュー

いまさらですが、インドアサイクリングゲーム?であるZwiftデビューしました。事の経緯をまとめます。

Zwiftとは

Zwiftとは、インドアにいながら、仮想的なコースをサイクリングをすることができるサービスです。単なるゲームではなく、パワーメーターのデータや体重から計算し、現実に近いスピードをシミュレートしてくれます。またドラフティングも計算されるのがZwiftの特徴です。

Zwift内では24時間イベントおよびレースが行われており、世界中のサイクリストと競い合う事が可能です。

固定ローラーでもプレイ可能ですが、スマートトレーナーと呼ばれる自動負荷調整機能付きのインドアトレーニング機器を利用すると、仮想的なコースの勾配に合わせて、負荷が自動的に変わります。

なぜ始めようと思ったのか

コロナで自粛ムードが続く中、健康維持という目的で短距離のソロライドはしていました。そのため外を走れないというわけではありませんでしたが、日中の仕事が在宅勤務の日が多く、通勤がないのでどうしても運動量が下がってしまう課題がありました。家の周りを自転車で走ってみる試みもしたのですが、朝はどうしても起きられなかったり、朝ご飯直後に運動すると、体調が悪くなりがちです。夜のサイクリングはやはり危険が伴います。また、家の近くは住宅街のため、気持ちよく走ることができる川の土手までは、地味に距離があります。通勤時間分と考えると、まとまった距離を走ることは困難でした。

その点、インドアサイクリングであれば、すぐにスタート可能で、事故の心配もありません。走り始めた途端に信号のない世界に出ていくことができます。

なぜいままでしなかったのか

それはずばり、インドアトレーニングが嫌いだからです。ミノウラのLR760という固定ローラーは持っていましたが、黙々と走る固定ローラーは、苦行でしかなく、また風が吹かないのでただただ不快で、30分で辞めたくなるものでした。


とりあえずやってみた

インドアトレーニングは嫌いなのですが、コロナで今後どうなるかもわからないこともあり、4iiiiのパワーメータとミノウラLR760でZwiftをやってみました。Zwiftはパワーをベースにするので、スマートトレーナーでなくとも、プレイ可能です。さらに、スピードセンサーと固定ローラーでもZwiftはプレイ可能です。パワーではないので、多少データにずれがあるかもしれませんが、公式にサポートされています。

ノートPCにZwiftをインストールして、4iiiiパワーメーターと同期しました。暑さ対策にクーラーを23℃にして、扇風機を全開で稼働させて、いざZwiftの世界へ!

ゲームと言えばゲームですが、目の前で風景が動いていくので、単に固定ローラーで走っているのとは、全く異なる感覚です。踏めば進みますし、足を止めれば止まる、という当たり前のことが、ペダルを踏むモチベーションをここまで変えるとは。

ようこそZwift沼へ

元からハマると、まず形から入っていしまうタイプです。やっぱり負荷を自分で調整するのはしんどいと思い始め、スマートトレーナーを物色。ただし、コロナ禍のため、需要は高く、また供給が減っているらしく、どこもかしこも入荷待ちだったのです。また、10万円前後するスマートトレーナーを購入することは、さすがにちょっと高いと思いました。

ですが、予算面で悩んでいたところ、政府の定額給付金の金額と不思議と一致してしまったことと、在庫がないスマートトレーナーですが、ちょうど狙っていた機種が在庫有りの表示。。。

ポチッとな。

めでたくスマートトレーナーを手に入れました。

スマートトレーナー

Tacx Flux2 Smartは、先日Garminに買収されたTacx社の戻るグレードのスマートトレーナーです。

Neo2 Smart


Tacx製の最も高い製品はTacx Neo2 Smartです。Neo2は、静粛性が更に高く、また石畳などの路面再現機能があるようです。さらにペダリング解析機能など、意味不明レベルの高性能。ただし、お値段178,000円ということで、エントリーロードが一台変えてしまいます。

Flux 2 Smart


Flux 2 Smartは、Flux Smartの改良版です。Neo2よりは安価ですが、基本性能は備わっています。路面再現機能や、ペダリング解析は含まれません。静粛性もNeo2には劣るようですが、他社に遜色はないレベルというのが、ネットの評判です。

Flux1(比較のためにあえて「1」と書く)に比べると新しいため少し高いですが、ディスクブレーキの場合、Flux1はアダプタを別途購入する必要があるとのことですので、最初から対応しているFlux2が個人的にはおすすめです。

Flux2は自分のスルーアクスルで固定

Wahoo

Bluetoothに対応したセンサーや、最近ではサイクルコンピューターでも無視できない存在のWahooのスマートトレーナーKickrシリーズも、Tacxと同じ価格帯で複数発売されています。

WahooはKickr Climbという、勾配に応じて、自転車の角度を変化させるという、より没入感を高める製品を別売りしています。また、走行速度に応じて変化するKickr HeadWindという送風機など、おもしろいオプション品があります。


その他

二大巨塔はTacxとWahooだと思いますが、他社も価格など含めて魅力はありますがここでは割愛。




買ったのは

今回購入したのは、TacxのFlux 2 Smartです。Wahooも面白いのですが、オプション品という沼が深そうだったので、避けました。Neo2にしなかったのは、単純に価格です。固定ローラー嫌いの自分ですので、3日はないとおもってますが、3ヶ月坊主で辞めた場合にもったいないと思いました。

Zwift感想

FTPテストは体力測定なのか、精神力測定なのかわからないくらいに苦行でしたが、画面を見ながらなので、やりきることができました。FTP測定後は、SST(Sweat Spot Training)を、在宅勤務後の深夜に行っています。SSTはそこまでキツイものではないので、通勤の運動不足を解消しつつ、FTP向上につなげることができたら、一石二鳥です。

今回書いた以外に、色々と購入してしまったのですが、それはまたの機会に。。

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