2018佐渡ロングライド210 完走と感想

2018佐渡ロングライド210 完走と感想

佐渡ロングライド210へ参加してきましたので、そのレポートです。参加したのは210kmのAコースです。自己申告のペースにあわせて、早い順にA1(完走目安:7-8時間),A2(9-10時間),A3(11-12時間)とスタートになります。私はA2としました。イベントとしては過去再長距離になります。200kmのライドは、過去に、ビワイチや東京湾一周などで経験はあったため、完走に不安はありませんでした。ですが時間内に走ることができるのかは、少し不安がありました。

コースはシンプルに、島を一周するコースです。島廻りの定石どおり時計回りです。時計回りは、左側通行の日本の場合、海が近くに見えるからです。

ページ末尾に、Sonyアクションカム(FDR-X3000)で録画したコースの動画がありますので、ご参考までに。

準備

イベントまでは他のイベントと異なり、いくつか準備する必要がありました。今回は一人参加です。

  • ホテルの手配
  • フェリー、新幹線の予約
  • シャトルバスの手配
  • 自転車の輸送

ホテル手配

ホテルの手配ですが、完全に油断してました。。。いつもどおりにネットで予約しようと思ったのですが、どこも満室。唯一、レディースプランが空いていたのですが、さすがに、、、。イベント公式で日本旅行のフェリーと宿泊セットが手配可能ということだったので、申し込むことに。

相部屋可否が申込時に選択することができるのですが、希望は一人部屋でしたが、空いてないようであれば、相部屋やむなしと備考欄に記載して、PDFを送付しました。おそらく相部屋になるだろうと思っていたので連泊したくなかったのと、個人的には宿泊費がかなり高額(フェリー往復+1泊で18,900円)と思ったので、前日1泊して、当日フェリーの最終便で新潟に一泊したいと思いました。

数週間後、PDFが返送され、相部屋でホテルが確保されました。支払いは後日郵送で請求書が送られ、銀行振込をしました。ホテルは八幡館というホテルで、会場から4kmほどの場所です。

イベント当日のホテルは、新潟駅近くのビジネスホテルにしました。コスパ最高です。

フェリー、新幹線の予約

フェリーは、ホテル予約と一緒に完了しました。2等席でしたので、希望の時間どおりで予約取れました。行きは新幹線が時間的に確実でした。帰りは新潟から成田に航空便があり、新幹線より安かったのと、今年はSFC修行中のため、飛行機で帰ることにしました。そのため、往復新潟経由にしました。イベント終了後に新潟まで移動するので、復路は最終便です。最終分は19:30に両津港発で、それに接続する大会オフィシャルシャトルバスは18:30発車です。この時間までに、ゴール、着替え、自転車発送をする必要があります。

新幹線は、1ヶ月前にえきねっとで事前に指定席を購入して、自分のAppleWatchに登録しておきました。帰りの飛行機はANA便の早割です。

自転車の輸送

自転車は初の宅配にしました。大会オフィシャル(?)のBTB輪行箱が利用できるとのことで、千葉から佐渡へ発送しました。発送先はBTBの案内書では、宿泊先を往復するように書かれていました。当時、なかなか公式で宅配方法について案内されず、BTBのほうが先に案内が届いたので、基本的にこれに従うものだと思っていました。

BTB輪行箱+往復輸送のセットを申し込みました。申込み後、輪行箱の送付先、宅配往路の集荷先、送付先を指定します。復路は往路の逆とします。支払い後、指定の日時に輪行箱が到着しました。BTBサイトにあるとおり、普通のダンボールですが、サイズがしっかりしているのと、輪行向けのいくつかの配慮がされているコスパに優れた箱でした。

後日、公式からイベント会場宛に送付可能と知り、少し微妙な気がしましたが、復路の宅配便受け取り時間が17:00までとのことでした。イベントが5:00スタートのため、平均20kmで走ったとして、15:30にゴールという計算です。5:00キッカリにスタートできるわけではないので、バッファ込みでも16:00頃にゴール。そこから梱包するのは、なかなかギリギリだなと思いました。今回はホテル往復で良かったかなと思いましたが、当日は、結構宅配周りで気を使いました。

シャトルバスの手配

フェリー到着後、受付会場の往復と、ホテルまでのシャトルバスを手配しました。手ぶらであれば、路線バスが利用かもしれません。こちらもPDFで事前に予約をします。料金は取られませんでした。後日、葉書が送付されてきます。そちらが乗車券になります。

当日までの不安

今回は時間との戦いです。210kmは長いですが、大した山もないので、最終フェリーに乗ることが個人的な目標になりました。。。

  • 5:00スタート(実際はA2コースは5:10スタート)
  • 目標16:30ゴール
  • ホテルに戻る(17:00)
  • 梱包30分
  • 会場に戻り、シャトルバス乗車18:30
  • 19:30両津港発、新潟港行きフェリー乗車

ほんとはゆっくりするのがよいでしょうが、一人タイムトライアルも悪くないと思います。

イベント2週間前くらいから、天気予報をちょくちょく確認していました。予報が微妙で雨になったり、ギリギリ晴れたり、その行ったり来たりでした。さすがに雨の200kmはキツイなと思い、明らかな雨の場合は、出走を検討するつもりでした。

イベント前日

新幹線移動

上野発のMaxとき 307号で新潟を目指します。2階建ての新幹線でした。

NIKON 1 J5 (38.5mm, f/3.8, 1/60 sec, ISO1400)
NIKON 1 J5 (30mm, f/3.8, 1/200 sec, ISO400)

自転車は宅配便で送付したので、着替えとNikon1J5を持ちながら、まったり移動しました。朝早かったせいか、週末にもかかわらず、車内はガラガラでした。指定席でなくてもよかったかもしれません。車内には自転車を輪行している人たちを2組ほど見かけました。おそらく同じイベントに参加する人たちだと思います。

前日は早く寝る必要があるので、眠くとも車内では寝ないように、Netflixを見ながら移動しました。2時間あっという間に新潟到着です。

フェリー乗船

新潟駅から佐渡汽船ターミナルへは、路線バスを利用します。210円後払いかSuica等電子マネー払いです。路線バスでは、自転車を持った人たちが列をなしてました。あまりに輪行が多く、少し不安になりました。。。

乗船するのは12:35発のときわ丸です。日本旅行から送付されてきた書類を受付に提出すると、バーコード付きのきっぷを往復分と交換してもらえました。港は自転車を持った人たちでかなりの混雑です。輪行袋は別途料金が必要なため、臨時の窓口が用意されるくらい混み合ってました。

NIKON 1 J5 (30.9mm, f/3.8, 1/60 sec, ISO900)

乗船予定のときわ丸

NIKON 1 J5 (30.9mm, f/4.5, 1/500 sec, ISO160)

時間が近づくと、混雑を避けるためか、輪行袋のみ、先に通路に移動になりました。私は手ぶらのため、乗船時間までご飯を食べつつ時間を潰します。現地では、佐渡ロングライド限定のお弁当などが発売されてました。

時間になると順番に船に移動します。ついに出港です。2時間半のフェリー移動のため、船内では古新聞が積んであり、多くの人が雑魚寝してました。船旅によくある光景です。

出港後、しばらくして、、、、。

揺れる。。。

時化のため、船が大きく揺れる。

揺れるというか、上下に跳ねる。。。

しかも、ゆっくりと、、、。

食後だったせいと動画を見ていたせいもあり、大分気持ち悪くなりました。本気で降りたいと思うレベルでした。時計を見ると、まだ出港後1時間程度。かなりの地獄でした。。。

しかたなく、少し睡眠をとってごまかすことに、、、、。なんとか佐渡近くまで来れました。佐渡が近づくとさすがに揺れが小さくなってきたので、船外で空気を吸うことに。佐渡ヶ島が見えてきました。

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/1500 sec, ISO25)

佐渡はこれが普通なのかどうかわかりませんが、船外は春にしては尋常ではない寒さでした。港に到着すると、島総出で歓迎してもらっている感が伝わってきました。

NIKON 1 J5 (30mm, f/3.8, 1/125 sec, ISO500)

港のお土産屋、全店に歓迎と貼ってあったと思います。

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/60 sec, ISO25)

イベント会場へ移動

時化のため、少し遅れて到着となりました。シャトルバスの時間が迫っていたので、急いで移動することに。シャトルバスでは、人と自転車は別々の移動になります。自転車は大型トラックの荷台に、輪行袋を並べるような感じになっていたので、几帳面な人はすこし気になるかもしれません。自転車を積んだトラックを、満員の大型バスが数台追いかけるように移動します。

途中、事故で車が大破してましたが、大丈夫だったかな、、、。

席の荷物受けの網には、おみやげの申込み用紙がありました。無料のシャトルバスに乗せながら、なかなか商売上手なところもあるなと(ニヤニヤ)。強制でなければ、どんどんやって良いと思います!

30分ほどで、イベント会場に到着しました。到着した駐車場は、当日のスタートゲートの近くでした。海沿いののどかな場所です。なんだかんだで16時過ぎのため、急いで受付を済ませます。

イベント会場での自転車の前日預かりがあったので、そちらを利用するか悩んだのですが、時間的に微妙だったのと、ホテルがそこまで遠くないので、やめました。

前夜祭会場では、ちょうど抽選会がはじまるところで、ゲストライダーの石垣美帆さんが抽選会をしていました。写真とったのですが、あんまりいいショットではないのと、掲載してよいのかわからないので、載せるのはやめておきます。結構背が高い方でした。さすがモデル。

ホテルへ移動

ホテルへ移動して、自転車を早く確認することにします。ホテルにチェックインすると、相部屋の方がすでにお一人チェックインされてました。しかし、部屋には不在だったので、荷物をおいて、自転車の場所に移動することに。

自転車置き場にされていた宴会会場(?)は、自転車でいっぱいでした。

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/15 sec, ISO250)

私以外にも4,5個、BTBの輪行箱がありました。他の人は、みんな輪行なのでしょうか?自転車は無事に届いていたので、組み立てて、ブレーキの調整と、空気を入れて準備万端にしました。輪行箱は宴会場に置いたままにしました。

前夜の晩餐

部屋に戻ると、今晩の同居人がお一人いらしていて、しばらく会話した後、夕食を取ることにしました。夕食は部屋単位で用意がされていました。同居人と話しながらの晩餐会になりました。宿泊費が高いので、イベント便乗かと思ったのですが、納得の料理でした。

刺し身、カニ、さざえ、佐渡の豚、天ぷら、お米、シャーベットまで。

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/30 sec, ISO80)

同居人の方は、多くのイベントに出られている方で、楽しい自転車談義をさせていただきました。そうこうしているうちに、もうひとりの同居人の方も到着し、3人で楽しく会話を楽しみました。相部屋も悪くないなと思いました。(ビールを飲みましたが、別会計です。観光地価格ですw)

就寝

明日も早いので、温泉にはいって、布団に入りました。眠りに落ちそうな、21時過ぎに、もうひとり同居人が増えました。金沢発(?)のフェリーがなんと欠航になってしまい、新潟まで移動して、そちらからフェリーに乗ってきたとのこと。たしかにあの時化では、欠航便が出ても仕方なかったのでしょう。睡眠モードに入っていたので、冷たいながら、眠りにつきました。

深夜に、自分はイビキが五月蝿いときにしていた人をよそ、隣の人のほうがもっとうるさかったのもまた、相部屋の宿命、、、。一度起きただけで、再び眠りにつきました。

イベント当日

スタートまで

昨晩もらったお弁当を食べながら、準備をして、暗い道を会場まで自走しました。会場はすでにたくさんの人が集まってました。

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/30 sec, ISO160)

当日の天気予報は、なんと晴れ。しかし最低気温が9℃ということで、かなり寒いです。。。ウインドブレーカーがないと、かなり辛い。。

とくにやることもなかったので、並んでスタートを待ちます。5:00にA1コースからスタートしていきます。

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/150 sec, ISO25)

総勢3000名規模、徐々にスタートラインが近づいてきて、ついに長い1日のスタートです。 Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/350 sec, ISO25)

コースレポート

本ページの最後に、アクションカムで撮影した動画を貼っておきますので、参考にしてください。

朝は9℃で結構寒かったのですが、海沿いで、信号もほとんどなく、舗装もキレイで快適な道が大半でした。

第一エイド。朝食もそこまで多くはなかったので、早速の補給が嬉しいです。

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/400 sec, ISO25)

道中、海岸沿いに変わった岩がいくつかありましたが、時間の制約もあるため、スルー。。

第二エイド。日が昇ってくると、暖かくなってきました。ウインドブレーカーを脱いだと思います。

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/2500 sec, ISO25)

ボランティア(?)の子どもたちは、なんのノルマがあるのか、「黒いビール」というコーラと、「切りたてのバナナ」を必死にアピールしていました。

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/3800 sec, ISO25)

名所のZ坂が見えてきました。きれいにZ字になってます。

NIKON 1 J5 (30mm, f/3.8, 1/640 sec, ISO160)

Nikon1J5の最大ズームで一枚。多くのサイクリストが写真を撮ってました。

NIKON 1 J5 (49.3mm, f/4, 1/250 sec, ISO160)

同じ場所から、水田(?)と海もキレイでした。

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/1500 sec, ISO25)

Z坂自体は、勾配もそこまでではなく、距離も短いため、大して辛くありませんでした。登ったあとは、きれいな海岸線を見下ろすことができます。

Z坂を越えると、大野亀が見えてきます。動画には、大野亀に近づいていく様子を収めています。意外と言っては失礼ですが、結構迫力のある岩(?)です。

NIKON 1 J5 (30mm, f/4.5, 1/640 sec, ISO160)

同じ場所から躍動的な一枚

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/2700 sec, ISO25)

アップダウンがちょこちょこありますが、まだ余裕です。ペースも上々。

第3エイドで補給です。

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/3000 sec, ISO25)

ハイペースで走っていたせいか、空腹を感じてきてしまいました。次のエイドが待ち遠しいです。若干の向かい風だったかもしれません。ペースが若干落ちてしまいました。。。

朝から寒かったせいで、途中でトイレに行きたくなることが多かったです。エイドにもトイレはあるのですが、参加人数が多いせいで、行列が長いです。佐渡ロングライドは、その対策として、コース中の公共トレイに旗を立てて、分散利用するようにしています。私も基本エイドではトイレを利用しませんでした。エイド以外のトイレは空いていたので、よい取り組みだと思います。

なんとか第4BS(弁当ステーション)に到着。お昼です。

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/390 sec, ISO25)

笹団子(?) Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/30 sec, ISO25)

プリンにいちごで補給完了 Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/370 sec, ISO25)

会場では、ストレッチサービス(補助つきストレッチ)が行われてました。時間に追われている私はもちろんスルー。長い休憩時間は逆にパフォーマンスが落ちてしまいますし。

その他、鬼太鼓という演舞?が行われてました。

NIKON 1 J5 (110mm, f/5.6, 1/1250 sec, ISO1600)

弁当ステーションでちょうど100kmほどです。ここから、例年と異なり、迂回路の385mほどの上りです。これがキツかった。。。。写真撮っている余裕もなく、385mとは思えない長さに感じました。例のごとく、多くの人にスイスイ抜かれ、A3コースの3000番台のゼッケンの方にも抜かれていきました。。。

さらに最後の最後で、一番の勾配が待ち受けてました。多くの人が自転車から降りて、手で押してました。しかし、そこは止まらない限り、意地でも降りない私。。。なんとか頂上到着です。

頂上から一気に降りることができませんでした。道路が狭く、反対側から来る車と交代交代で道路を降りることになるからです。タイミングがよかったので、5分ほどの待機で済みましたが、大集団の下りのため、かなりゆっくり降りました。時間を結構ロス。。。下りの様子は動画にもあります。景色はつづら折りになっていて、キレイでした。

下り終えると、海沿いの道に戻ります。失ったタイムを取り戻すべく、しばらく無賃乗車。。さすがに前に出るように促され、しばらく33km/h前後で頑張りました。。しかし、上り坂であえなく失速。目立った山はないのですが、ちょこちょこアップダウンがあり、足とタイムを削られます。(このままだと16:30コースだな、、、)

エイドでは写真を取るようにしていたのですが、第5エイドの写真がない。。。。この頃だったか、コース上の「○○km」の表示が急にワープしたように感じたのは。。

道中、島の方々の声援を何度ももらいました。本当に島をあげて歓迎してくれている感じがたまりません。また噂に聞いた限りでは、イベント当日は車の利用を控えているそうです。ありがたい限りです。

小木港近くの第6エイドで、しんこ餅

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/1500 sec, ISO25)

小木港です。

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/2000 sec, ISO25)

第6エイドの後、最後と思われる上りをなんとかこなします。体は軽いのですが、周りのレベルが高いのか、上りで引き離される。。。単なるトレーニング不足か、、、。

最後の第7エイドです。海沿いでのどかでした。

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/2000 sec, ISO25)

コースの断面図がずれているのか、このあと、もう一丘登ることになります。。。

車がほとんどいないのが、本当に嬉しい。あと、信号もほとんどなかったなー。

もう走るのみです。黙々と走ると、町並みが変わってきました。海岸沿いは風が不快なイメージですが、これまでは本当に走りやすかったです。しかし、疲れのせいか、最後は徐々につらくなってきました。スピードがあがらない、、。

なんとかしのぐ走りをしていると、町中に戻ってきました。すると、止まっていたホテル八幡館が見えました。お、あと4kmほどかと。急に元気になってきて、着実に距離を消化します。

そして、ついにゴール!ゴール地点では、ゼッケン番号から、出身地と名前を読み上げられるという歓迎を受けながら、無事ゴールしました。

NIKON 1 J5 (30mm, f/3.8, 1/2000 sec, ISO160)

終わってみると、迂回路のせいか、210kmではありませんでしたが、獲得標高2000m超えのなかなかハードなロングライドでした。ゴールタイムは15:50頃。大分取り返しました。というか、迂回路のおかげで助かりました。

ゴールで補給。これはなんだったかな、、、。

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/2000 sec, ISO25)

ゴール後

ゴールをしても、フェリーの最終便に乗るまでが佐渡ロングライド2018自分ルール。アンケートには、18時までのイベントなのに、宅配便受付が17時締切は、ちょっと辛いと書いて、ホテルに急ぎ戻ります。(なんだかんだで時間には間に合いましたが、すこし写真撮ったり、ゆっくりしているとつらそう)

ホテルのトイレを拝借して、顔を洗ったあと、急いで梱包します。30分で十分詰め込み完了しました。時刻は17時前。かなり余裕ができました。

ホテルのフロントで、

「今日、チェックアウトしたのですが、自転車の宅配便を預かっていただけますか?宅配便の手配はしてあるので、明日、業者が受け取りに来るはずです」

と伝え、フロントの方から、

「明日の午前中まで、宴会場は使えますので大丈夫ですよ」

との回答。帰りのシャトルバスに乗るために、会場に戻るのですが、歩くのは辛いので、ホテル前から路線バスに乗りました。17時過ぎにちょうどバスが来たので、乗車。まさかの自分一人でしたが、無事会場近くのバス停で、Suica払いで降りることができました。Suica最高!AppleWatch最高!

しかし、バスの中で気になったことが一つ。

『明日の午前中まで、宴会場は使えますので大丈夫ですよ』

「ん?」

自分で業者に出せってことを言っているのだろうか?なんか食い気味にOKと言われた気がしたので、「まさか、、」「チェックアウトしたって言ったしな」とか思いつつ、疲れていたので、会場へ。

会場では、ちょうどゲストライダーの石垣美帆さんがゴールするところでした。なにがすごいって、完走より、200km走っても、美しさが損なわれてない感じ。ちょっとファンになりそうです。

そんなこんなで少し小腹を満たしていると、バスの時間が近づきました。個人タイムトライアルも無事クリアですw

Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/1000 sec, ISO25)
Apple iPhone 6s (4.15mm, f/2.2, 1/3800 sec, ISO25)

コースデータ、動画

コースデータ

なんだかんだで200kmです。おそらく迂回路のせいで210kmとはならなかったのだと思います。途中から7,8kmほど、コース上の標識の距離とズレを感じました。自然のことですので仕方ないと思います。会場への往復4km×2を考えると、だいたい予定通り。

動画

録画ボタンは気まぐれで押したので、統一感のない動画になっていますが、少しでも雰囲気が伝わればと思います。

帰り

両津港では、行きと同じ、ときわ丸が待っていました。

NIKON 1 J5 (30mm, f/3.8, 1/125 sec, ISO720)

行きは気づかなかったのか、帰りに合わせて用意していただけたのか。こちらこそありがとうございました。 NIKON 1 J5 (30mm, f/3.8, 1/125 sec, ISO560)

帰りのフェリーはあまり揺れることもなく、何も気にすることなく、爆睡して、あっという間に新潟港に着きました。行きの道順を逆に、新潟駅前に戻り、予約してあったビジネスホテルに到着しました。思っていたほどは疲れていませんでしたが、すぐ眠りにつきました。

翌日は、ピア万代の回転寿司弁慶で、のどぐろを朝昼同時にいただきました。佐渡産を押している寿司です。最後まで佐渡を満喫できました。

帰りは新潟空港から成田に飛ぶというマニアックな路線です。はじめてのプロペラ機で、低いところを飛びながら、あっという間に太平洋側、銚子を旋回して成田に向かいます。そう、6/3は銚子センチュリーライド2018なのです。毎年出ているコースを上空から眺めるという、下見ならぬ上見ができました。

まとめ

新幹線に乗り、フェリーに乗って、少し遠いですが、冒険感を満喫できるイベントです。コース全体の印象は、非常に走りやすく、運が良かったのかもしれませんが、気候もすばらしいです。信号もほとんどなく、島を一周というシンプルなコースは迷う心配もありません。

おすすめは仲間と一緒に参加すると良いと思いますが、相部屋で未知の出会いをするのもいいでしょう。

自転車の輸送をどうするか、悩むところですが、予算と時間があるのであれば、2泊してゆっくりするのもいいと思います。

島の人達からの歓迎がとても嬉しいです。道中、なんども小さな子どもから、お年寄りまで、声援を送ってもらいました。

3000人超えが参加する理由がよくわかるイベントです。

今度は時間に余裕をもって、もっとじっくり楽しみたいと思います。またぜひ参加したいと思います!!(有給がとれればw)

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